食養生(しょくようじょう=食で生命力を高める)コーチの九楽佳(くらか)です。
今日は、思考とダイエットについてです。
私たちの脳はとても良くできています。
その機能のひとつは、必要なものをピックアップすることです。
例えば、カラフルな椅子の写真を見せられる前に、
『赤い椅子がいくつあるかに注目してください。あとで赤い椅子の数を訊くかもしれません』と言われたとします。
椅子がたくさんある写真を見たあと『さて、青い椅子はいくつありましたか?』と訊かれたら、答えられそうですか?
大抵の人は、赤の椅子だけを数えて、あとは気に留めません。
気に留めないものは、流して忘れるのです。
これは目から入った情報を全て覚えいたら、情報量が多すぎて脳がパンクするからだと言われています。
ですから重要なものだけ、気に留めて後は流す、これは脳の自己防衛かもしれません。
脳のその機能は、RAS(ラス)と呼ばれます。
RASとは「Reticular Activating System」の略で、
脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)として知られています。
このRASにはもう一つ特徴があります。
考えたことの裏付けとなる証拠を見つけ出し、自分を納得させる機能です。
それが『ダイエットは難しい!』と考えると何が起きるでしょうか?
無意識のうちに、なぜ『ダイエットが難しいか?』の証拠集めをします。
証拠集めをして自分を正当化するのです。
これは、人の本質と言えるかもしれません。
・時間がない
・あったら食べてしまうのは人として仕方ない
・みんなうまくいかないから自分もうまくいかなくて当然だ
・食事をダイエット用に変化させたら家族に申し訳ないからやらない
などなど、理由を見つけて納得してしまうのです。
次に、人の『意識』の面から考えてみましょう。
人は、自分で自発的に考えている、コントロールしているのが『顕在意識』
それに対して自分では、よくわかっていない『無意識』の領域があります。
この思考の全体を100とした場合、顕在意識はたった4パーセントの割合で
、残る96パーセントは『無意識』の領域です。
私たちの意識は、ほとんど無意識にコントロールされているというのです。
この意識分野について、RASは『顕在意識』と『無意識』の両方にまたがっている働きです。
よって、RASとして自分の考えていることは、『顕在意識』だけでなく『無意識』にも働きます。
ですから、もし
『ダイエットは難しい!』と思うと、RASはその正当化をします。
逆に
『ダイエットは簡単!』と思い込むと、簡単な方法をみつけたり、同じことをしていても簡単だと思うようになります。
言い換えれば、これが『思考は現実化する』ということの基礎です。
『ダイエットは難しい!』と思いたいのをグッと堪えて
『なんでこんなにダイエットは簡単なんだろう!』と思ってみてください。
そして、そう思ってなくても声に出して
🎵『ダイエットって、なんでこんなに簡単なんだろう!』と言って、自分に聞かせてください。
すると・・・・・
という実験、良かったらやってみてくださいね。
もしくは、ダイエットするときに、その思い込みをつけてくれるコーチを見つけ、ダイエットの並走者としてください。
現実が変わってきますよ!そのコーチ役、プロとしてノウハウがあるのが私です。
気が向いたら、九のつく日は(名前の九楽佳にちなみ)オンライン無料相談をしておりますので、
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