食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
栄養と心の相談

コラーゲンとダイエット

コラーゲンは、

お肌のプルプルを

保つと言われてきました。

果たして、中高年に

なってくると心配な

痩せるときの

ハリの喪失(イコール皺!)

コラーゲンは

それを防ぐのに

有効でしょうか?

結論からいうと、

コラーゲンを飲む前に

ベースとなる

栄養が必要です。

コラーゲンが、

更なる効果を産むかどうかは、

ベースがあっての

話しです。

1日18gの食物繊維

1日約60gのタンパク質(成人男性)

 約50gのタンパク質(成人女性)

基礎代謝を賄う分のカロリー

(炭水化物、脂質、タンパク質)

をサプリではなく、

食べ物から摂れていること。

食べ物である理由は、

サプリでは不十分だからです。

サプリには、検出されないくらい

微量な成分が無かったり、

天然由来からかけ離れた

合成品であるせいか、

吸収や作用が落ちることが

多いと言われています。

その上であれば、

効きそう!なのですが、

厚生労働省の

こちらの

サイトによれば、

コラーゲンの

有効性は

あまり無いです。

https://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/pdf/k007.pdf

「コラーゲンペプチド」は

アミノ酸が2個から100個連なった

物ですが、

このアミノ酸に

必ず必要なアミノ酸『トリプトファン』はゼロ!

単独で摂ったら

タンパク質の質を

表すアミノ酸スコアは0点に

なってしまいます!

100点が満点なので、

0点では、質が良いとは言えません。

またサイトによっては、

コラーゲンの

1日の推奨摂取量が示されたいますが、

厚労省が推奨する

1日の摂取量は

ありません!

ぷりっとしたまま痩せたいなら、

栄養のバランスは

不可欠です。

コラーゲンや

コラーゲンサプリばかり

とっていてはダメなのです。

バランスについては、

相談して

ご自身に適した基準量を知ることが

大切です。

ABOUT ME
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九楽佳 Kulaka
PNTトレーナー。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。