栄養の説明をきいて、
ハテ?
今ひとつ、
理解しにくかったことが
あります。
それは、
「質」と「バランス」。
これを、毎回説明すると
時間がかかるので
省略されるのだと思います。
テレビを見るのに
テレビがなぜ映るのか?
の説明を受ける必要は
ありません。
でも、栄養については
自分の身体なので、
基本的な仕組みは知りたい!
そして知ってしまえば、
後は「ラク」(楽)に
自分で考えられると
思ってます。
ですので、
ちょっとお時間くださいね。
タンパク質は、
アミノ酸がレゴパーツのように
あって、それが組み立てられて
出来ています。
そのレゴのパーツは
20種類。
しかも、そのなかの9個は
体内で合成されないので、
食べる必要があります。
その9個が、
それぞれの基準量を
超えないとタンパク質の
働きが発揮できないのです。
その意味で、
お肉のタンパク質は
その9個が良い具合に揃ってる!
植物にも、アミノ酸は
含まれているのですが、
豆や穀類(精製してしまうとNG)
以外は、この9個が
うまく揃ってないので、
組み合わせて食べる必要があるのです。
よって、
気楽にヴィーガンになって
お肉を食べないと
働いてくれるタンパク質が
足りません。
タンパク源の
「質」が低いということです。
9個のパーツがうまいこと(基準値以上)
揃ってないのです。
タンパク質は、
筋肉になるだけでなく、
体内の「運送屋」さんでも
あるので、
足りないと体調は悪くなります。
「肉」を食べたら元気になる!は
誤解でもありますが、
タンパク質の「質」を確保するには
とっても、便利屋な食べ物なのです。
菜食主義は
魅力的ですけど、
タンパク質について
知識がないと
失敗しがちだという
話題でした。