食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
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身体の不調を治しているのは誰? 〜ドクター&薬、それとも自身の治癒力?

最新の医療技術、お薬にお任せしているので『妊活の治療』のための『食べ物』には興味ありません!という方にお会いしました。お互いに『えっ!』っと言葉に詰まりました。

こういうことがあるから、面白いのですよね。普段、似たような考えの人が周りにいますので、前提について深く考えてないかもしれません。

私は、食からの予防医療を実感してます。自身の治癒力もあると信じています。それを一番はっきり感じたのは『断食』です。『断食』と自然治癒力の視点から、身体の不調を治してくれるのは、ドクターだけではなく自身が持つ治癒力ではないでしょうか?

◆まず、お薬とは何か?

例えば、咳止め、痛み止め。これは症状を抑えてくれます。咳は体力を消耗させますので、咳を一定期間抑えることで、体力が戻るのではないでしょうか?咳は、身体から出したい何かがあってそれを出そうとしているので、出ないと困るようにも思います。

そして抗生物質。身体に入った細菌をやっけてくれるけれど、有用な菌もある程度死滅する。有用な菌が復活してくれるかは心配のタネ。

塗っておくと早く治る軟膏。

麻酔のように、一定期間、痛みを感じなくするお薬。

良いことがある反面、副作用もあるのがお薬。

※診断、治療、予防のための薬品。内服液、外用薬、注射剤などがある。処方箋が必要な薬品、必要ない一般用医薬品に分かれる。一般用医薬品の第1類から第3類までに分けられている。

◆食べ物とは

学校の家庭科の授業で習ったことは、食べ物にはエネルギーになる、身体を作る、身体の調子を整えるということ。

それとは別に『薬理作用』からの病気の予防をうたう健康食品もある

◆昔の薬

昔の人は、自然にあるものから薬効のあるものを、経験的に知っていました。木や草花、虫、鉱物などを、いろいろ試しながら効果を発見し伝えてきたのです。

近代になると有効成分の発見と分離が行われました。有効成分を抽出し、化学的に変化を加えたろ化学合成することによって近代の『薬』が作られてきました。

《なんで話しが噛み合わなかったのか》

さて、薬は何か身体にとって不都合なことが起きたときの対処法とも言えます。一方、毎日のご飯は、通常モードを支えます。

身体にとって、いつもと違う不都合が起きて黄信号や赤信号が灯った時に『薬』を使用。それが聞いたら、通常モードに戻ります。

『妊娠しにくい(不妊)』は、今は高度な医療を使った『治療』の対象です。

食養生の考え方では、人間も自然界の一部です。例えば珊瑚の産卵が満月の前後であるように、人の排卵も月の満ち欠けに左右されるように私には思えるのです。よって『健康』の言葉の由来である『健体康心』にあるように、健やかな身体、すなわち天体に動きに同期した身体をイメージします。そういった身体は、日本であれば四季折々の旬の食べ物を食べ、陽がのぼれば活動し、陽が沈めば眠りつくようなサイクルで過ごすことによって培われるのではないでしょうか?

そんなベースの上に、女性にとって命がけとも言える『妊娠』『出産』が成されるように思うのです。

自然の恵である(何かの命)食べ物によって、私たちは天体の動きに同期・同調できているように思うのです。

今、ご縁があって『妊活食養生』の活動がスタートしたところです。

考えが、これから深まったり、変わったりするんだろうな?とこれを書いてます。

早く妊娠して、可愛い赤ちゃんに会いたい女性。愛する家族を迎えることを望むご夫婦にとって、昔の人の知恵が詰まった『食養生』で何か光が見えますように。

#食養生 #健康 #自然な妊娠 #食を変えると身体が変わる #体質改善 #自然の食べ物 #最新妊活医療

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九楽佳 Kulaka
PNTトレーナー。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。