食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
未分類

お味噌汁で悩まない

せっかくお味噌汁を作るなら、具だくさんかな?って思いませんか?

大丈夫です。よくある

・わかめ ・お豆腐  ・油揚げ でも十分栄養があります。

*タンパク質はアミノ酸からなりますが、体内で合成されない必須脂肪酸をまんべんなく摂る必要があります。もし白米を食べたとすると、白米では欠けてしまっている『リジン』という必須アミノ酸を補うことができるのです。

*白米は糖質だけでなく、タンパク質は含まれている。ただ必須アミノ酸がまんべんなく揃っている訳ではない。

それこそ、具なしであってもお味噌をお湯に溶かして飲めば、タンパク質が摂れます。それも発酵によって、身体に吸収されやすくなってるタンパク質なので効果抜群です。

ベースの『おだし』ですが、顆粒であっても飲まないよりいいです。

お勧めは『煮干しのだし』=『いりこだし』です。

🔶選ぶときのポイント

・だし用だが、中〜大サイズ

・黄ばんでいない(脂肪分が酸化するを黄ばむ)

 

 

水に浸けておくだけで、十分な旨味が出ます。そして大きめの煮干しを選ぶことで、もう1品できます。

さて、水だしは水1リットルあたり、煮干し10から15尾を投入。ハラワタを取る方法もありますが、火にかけないので苦味は出ません。せっかくなので丸ごと。

冷蔵庫に入れて一晩です。夜寝る前に、タッパーに水を入れて煮干しを放り込んでおけばいいのです。だしを引いた後は、みりん、醤油、きび砂糖でいるとカルシウムやマグネシウムたっぷりの副菜になります。

煮干しの水出しに、具を入れて火にかけ、煮立ったらお味噌を溶かします。一人分が10gくらい。大きめのスプーン1杯くらいですね。少なめに入れて味を調整してください。

わかめも、食物繊維やミネラルの補充にとても優れています。乾燥わかめを使う場合は、意外に塩分が多いので、ちょっとの間でもいいので、お水やぬるま湯で戻してから入れてることをお勧めします。

コンビニお味噌汁でも、あると栄養補給になります。

また、鰹節の粉、お味噌、そこにおぼろ昆布や、刻んだネギが入れば熱湯を注いだだけでもスープになります。

#食養生 #簡単味噌汁 #ハードルを上げない #煮干し #いりこ #水だし #だし

ABOUT ME
アバター画像
九楽佳 Kulaka
PNTトレーナー。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。