赤血球。生物の時間にその形を見て覚えてらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
この赤血球は、ひとつの細胞です。身体の中で、育まれて働けるようになるまで段々と大きくなります。その時に必要な栄養素のひとつがビタミンB12です。ビタミンB12が少ないと、びよよ〜んと大きな赤血球が形成されます。
大は小を兼ねると言いますが、大きな赤血球は身体にとっては都合が良くあリません。その理由の一つが大きすぎて毛細血管に入れないことです。
血液検査のMCV(ボリューム:容積に焦点を当てた計測値)が基準値より大きいということは、赤血球が大きいこと。これが毛細血管に入れないことを示めす値です。
ビタミンB12が足りない理由は主に2つ
・摂取量、もしくは吸収量が少ない
・腸内細菌が合成してくれるはずが、腸内環境が悪いために合成されない
実は、食べなくても腸内細菌が合成してくれるビタミンなのです。
さあ、あなたはビタミンB12の積極的な摂取と、腸内環境を整えること、どちらを選びますか?
早く改善したいなら両方ですよね。でも、食べても吸収されないと意味がないですから、胃腸を整えることが1番先にすることです。今日はここまでです。有難うございました。