友達はとても大切な存在です。本当の友達は1人か2人いたら、かなり幸せ者なんじゃないかと思います。大切だから、時間を取らせたり、しょうもないことで気分を下げさせたくない、なんて思うことありませんか?
自己肯定感が下がっていると、こんな話しを聞く相手はゴミ箱になってくれているようなもの・・・となりませんか?
聞く側も、どのくらい親身なっていいものか分からないこともあります。着地点がなくていい場合、どこで区切ったらいいやら分からないのです。
そこで半年前のことです。プロの書いた本を読んでみようと取り上げたのがこの本です。
『プロカウンセラーの聞く技術』 東山竑久 創元社
臨床心理士さんが20年も前に書いた本ですが累計45万部も売れた本です。
目次をみると、
・聞き上手は話さない
・真剣に聞けるのおは、1時間以内
・相槌の種類は豊に
・昔の主婦は聞き上手 ・・・と続きます。
・秘密の話には羽がある など、とても興味深いです。
昔の井戸端会議や、地域の行事の準備をしながらのお喋りのなかで、サラッと話して、サラッと流してもらうのは、精神衛生にはとても良いことだったのがわかります。しかし、今よりもっと人間関係が密な村社会では、秘密の話はできなかったかもしれません。
この本の中で、「秘密は内容もさることながら、言えないこと自体が重要なのです。内容がオープンになれば解決の方向が見えますが、同時に、破壊の方向も見えます。秘密にするようなことは、その人の変革を迫りますが、しかし、これはとても恐ろしいことです。・・・・・しかし、他人にとってはこれがいかに浅い話であるかは、毎日繰り返されるワイドショーを見ればわかります。・・・抑圧した秘密は、うまく聞かれますと成長に結びつきます。」と聞き上手になるためのツボが続きます。
『うまく聞かれますと成長に結びつきます。』
ここが『技術』として考案され実践され、心理技術として用いられています。依存関係を生まない関係もとても大切です。弱っているときに、呪いの言葉を掛けられたら最悪です。そうならないように、聞く「技術」は必要です。
この本に出会ってから、「聞く技術」が気になっておりましたが、半年ほどしてPNT(サイコロジカル ニュートリション セラピー)という心理面と栄養面から体調を整えるアプローチに出会いました。このセラピーを開発した分子栄養学のカウンセラー、コーチでもあるまごめじゅん先生は、PNTを「幕内弁当」に喩えます。その人にあった心理技術をおり混ぜた「聞く技術」です。魔法のステッキを何本か用意し、必要であれば取り出して使います。
言えなかった昔のことを、言葉にすることで「意味のはっきりした過去」になります。その過去に意味づけをするのはご本人。また無意識に、どんな意味づけをしていたかに気づくこともあります。
遠い日のクリスマスの思い出・・・。その頃の思い。ストッパーが掛かっている原因。本当は気がついているけど、消化できてない何かがあるのです。
あくまでの本人の作業の場を、用意するのがPNTトレーナーの役目です。カウンセラーではなくトレーナー。それは、トレーニングを求めてくる方に対応するからです。
うまく聞いてもらうことで成長できる。それがPNTのセッションです。
「安心安全な場」の提供です。
聞く技術はエステに似ているように思います。心身ともにリラックスできます。話してスッキリすると呼吸が楽になるように思います。そんなことはありませんか?
私はPNTのトレーナーとして、あなたとの出会いをお待ちしております。
ロボットではなく、人に話すということ。ロボットも可愛いんですけどね。
【セッションについて】
兵庫県芦屋三戸岡クリニック、またはzoomを使ったオンラインで実施しています。
初回 60分 12,000円
2回めからは60分あたり9,000円です
60分×3回セットで24,000円のコースをご用意しております。
もしくは、
FBページ 五楽 いつものごはん教室 https://www.facebook.com/goraku20201
からもメッセージを受付けております。