栄養指導恐怖症。これは受ける方。かつての私のことです。
今でこそ、「健康な食事とは⁉️」をお伝えしていますが、
高校生の頃は、『不治の健康』、健康な人には屈折していることはわかるまい・・・『健康』に対する嫌悪感がありました。三島由紀夫さんの影響です。当時、私はインターナショナルバカロレアというプログラムに沿って勉強してまして、1年をかけて三島作品を読み込んでました。…ある時期の、こういう「不健康」はアリだと思います。
それはさておき、家族の介護で困っていた時、私は自分の不摂生からヘロヘロになりました。はい『健康』が思いっきり傾いて、病気認定はないけど、ヘロヘロ。不健康。言い換えれば『未病』の不調状態でした。
そんなとき、重度の障害を持った子どもと病院に行った時の指導は『バランスの良い食事』を摂ることでした。
病院で担当のお医者様から『バランスの良い食事』と言われたので「それはどういうものですか?」とおききしたところ、「バランスの良い食事です。」ということ。そこでストップ。それは仕方のないこと。
その後、自分なりにテレビや雑誌の『これを食べたら免疫アップ』のようなものを、次々と試すことになります。
そうこうしている時に
『保健婦さんに栄養指導を受けたらどうか?』とどなたかが教えてくれました。
その時の私は
・私の栄養管理が悪かったのは分かっている。
→ここでわかりきったことについて怒られる
→自分の体力も、時間もないのにやれないことを指導される
⇨ダブルパンチで落ち込むので『栄養指導』❌→栄養指導恐怖
のメンタルでした。『正しい食事』恐怖症でもありました。
なんせあの頃は、子どもがすぐ風邪をひき、咳が止まらなくなり、私も睡眠が取れませんでした。そして私は、冷え性、便秘、疲れてしまって晩御飯の後片付けができない。→あとで甲状腺の病気とわかる。久しぶりに会った人には、目が落ち窪んでいる、とか老けたねどうしたの(そこまではハッキリ言わない)という感じに言われました。
私にとって、1人の時間は必要なものでしたが、子どもは嚥下に問題があったので、夫以外の他の人には頼めませんでした。よってご飯を挟むような外出で私1人のことはありませんでした。
話しは戻りますが、要するに、弱っている時に人のアドバイスを聴くのは、ツライのです。
弱っているときに、合わない『強い人』がきたらもう涙しかないのです。
そんなわけで、その後『バランスの良い食事』は何なのかを探すことになります。
そして『お節介精神』を抑え、訊かれるまではペラペラと栄養のことは言わない!を心がけています。
それでも栄養については知っていただきたいことがあるのでこの活動をしています。ご縁のある方が、それによって少しでも「ラクで楽しい時間=生命の時間」を過ごせますように♡
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