食養生(しょくようじょう)コーチの九楽佳(くらか)です。
食は生きる力を高めてくれます。
いただいた生命をより輝かせるのが食養生‼️
しっかり食べて、スルスル痩せたら着たかった服も着られて、軽やかな思考も蘇ります。
毎日がより楽しくなり、人間関係、時間、お金、健康、成長の
5つの『楽しい』が叶います。
さて、うちの夫が2回も脂肪肝で悩む!の巻です。
そもそも私、うちの家族は健康で苦労しました。今でこそ、みんな元気ですが、
いろいろ失敗しました。
お正月に今年の抱負を考えましたが
『今年こそ、家族が健康でありますように!』と何年も思っていました。
その原因のひとつは
『良かれと思ってやってことが、間違っていた‼︎』
結果的にそうなんです。
私は性格的に、なんで?が腑に落ちるまで突き詰めていくので、栄養関係の資格を山ほどとりました。そんななかで、うちの【思い違い】がはっきりしたのです。
今日は、そのひとつ
【脂肪肝】についてです。
人の健康は、実験室の実験と違って、全ての条件を同じにして、『原因』を浮かび上がらせるために、【ひとつ】だけ条件を変えることができません。よって、全ての人に当てはまるわけではありませんので、ご了承ください。
◎寝る前の果汁100%ジュースの『果糖』が、『脂肪』に変わった
①夜10時を過ぎるとBMAL1というホルモンが、余ったエネルギーを脂肪に変える働きを強めます。ですので、夜は脂肪を貯めやすくなります。
②フルーツは身体に良さそうですが、『果糖』は、血糖値をあげる働きを通り越して、脂肪に変わります。肝臓に脂肪がたまりやすいです。
よって、『夜』と『果糖』で脂肪肝になる条件が揃いました。
あの当時、仕事で飲んで帰ることが多かった夫に『ビタミンC補給』と考え、常に冷蔵庫には果汁100%のジュースを置いてました。
夜、果糖がよくないらしい!ということで、ジュースを用意しておくのはやめました。夫としては、冷たくされているとしか思わなかったようです。(笑)
◎夫、独自の判断で糖質制限を始める
うちの夫は、どちらかというとビビりなので、健康診断の結果が悪いと自分でも改善しようとします。
そこで始めたのが、糖質制限。
いったん脂肪肝はなくなったのですが、その後、健康のためにと始めたのです。
体重が徐々に落ち、やつれた感じ。みんなに『どうしたの?』ときかれたようです。
たぶん末期の悪性腫瘍かな?と、きいたら悪い?の域だったと思います。
私は、この段階では『糖質制限』について強く言えるほど根拠がわかりませんでした。ケトジェニックの第一人者の先生のところで、勉強、実践しました。
結果、私にはダメでした。体質に合わないレベル。一緒に勉強していた方、先輩方はあの時点ではケトジェニックを続けていました。
あの頃は、夕飯、サッカーアスリートも糖質制限を勧めていました。
私は夫に『糖質制限は、やめた方がいい。一口は、ご飯を食べるべき』と
何回も言ってましたが、聞き入れません。
家族内では、一回ダメと言われたことは、強くいうとこじれます。
ですから、2週間にいっぺんか、ひと月に一度…だんだん言わなくなりました。
そして、夫は痩せたのに再び、脂肪肝になったのです。
これには、夫も驚いたようです。
糖質制限で、身体が飢餓状態に近くなり、危機感を察して身体が少しでも糖質が入ったら足りないときのために、脂肪として蓄える。その場所を『肝臓』としたわけです。
その頃、酷かった私の『花粉症』が明らかに消えました。3年くらい花粉症が出なくなって、やっと夫は
『食べ物で体質が変わるらしい』と
私のいうことに、耳を傾けてくれるようになったのです。
はい、脂肪肝が心配なかたは、夜のフルーツジュース、夜のフルーツ(ベリー類は果糖が低いのでOK)はやめましょう!
それと、極端な糖質制限はやめましょう!