食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
栄養と心の相談

食養生と妊活

『食養生』とは、

食で生命を養うこと。生命力を高めていくことだと考えています。

これは、私の合気道の師匠のそのまた師匠が、お稽古の度に仰っていたことと結びついています。『合気道は、生きる力を高めるためにある』と。

私は今とても元気だと自分でも感じていますが、会社員として働きいわゆる副腎疲労状態になり、結婚、出産、子育てでヘトヘトになり

・人に会いたくない

・疲れ過ぎて子どもと遊べない

・ご飯を作れない

・ご飯の後片付けがシンドすぎてできない

ような状態だったことがあります。

確実な原因の一つの『甲状腺の病気』。結局、全摘出になりました。

その後、すぐには食べ物で自分の健康をどうこうしようとは考えてなかったのですが、病気をした後にコミュニティーFM局でボランティアをして、自分がパーソナリティーとして話す肩書きが欲しくで『野菜ソムリエ』の資格を取りました。

ここから旬の野菜を気にしながら、食べる量を増やしていったら子どもたちの体調が良くなりました。日本の野菜は、昔と比べて栄養価が低いからサプリが必要だ!と聞いてきたのですが、普通の野菜でもしっかり食べると体調が良くなるのです。嬉しくなって、野菜ソムリエ協会の関連団体である『アスリートフードマイスター』で栄養学を勉強しました。確か40代くらいの女性が、食べ物を変えたら元気になりやりたかった市民ミュージカルの舞台に立てるようになった!とあったからです。

会社員だったころ、学生だったころ、私はもっと元気だったはず・・・。また元気になれるかな?くらいで栄養の勉強を始めたところ、面白かったのでドンドンはまり・・・食養生で講師をさせていただくところまで来られました。

食養生教室で講師をさせていただいて5年になるのですが、ここへきて『妊活』にも『食養生』はきっと役立つ!と思いました。30歳の頃の私、もしくは働き始めた頃の私が、基本をわかっていたら、違う人生になっていたと思うのです。

私自身は、妊娠、出産を2回経験しました。2回目、1人目からあまり間をおかずに妊娠できたのですが、重度の障害を持った子を授かりました。結局、はっきりとした原因は分かりませんし、原因を究明しても現実は変わらないので、あれから22年、今がハッピーでいられます。そしてその障害を持った子の母親であることで、いろんな方々に会えたり、学んだこと、自分の成長にも大きなプラスがありました。

今、どうしたら「いきいき子育て」がより可能になるかを考えお伝えする活動もしています。その中で、『妊活食養生』はアリだ、必要だ!と感じました。

食を変えたら未来が変わる。 ⇨食を変えたら自分と子どもの未来が変わる!!

子どもを産んだ後も、お母さんにはお母さんの人生が続きます。

お母さんにならなかった人には、また違った人生のお役目や巡り合わせがあり、食によって生きる力を高められたら、きっと素晴らしい、楽しい人生になりそうなきがします。

そんなわけで、こちらのブログでは一般的な食養生に加え『妊活食養生』を、もっとお伝えすることにしました。読んでくださった皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

食養生の『玄米クリーム』のために玄米を炒っています。油なし、玄米は洗わない、強火がコツです。弱火でいると『玄神』と呼ばれる真っ黒な玄米になり使い道が違うものになるんですよ。食養生、面白いです。

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九楽佳 Kulaka
PNTトレーナー。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。