食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
栄養と心の相談

お大師様と五島のうどん

5月半ばに長崎の五島列島を旅しました。10年くらい前から「行きたいね〜」と言っていたのが実現しました。

飛行機を乗り継ぎましたが、長崎空港から福江島のプロペラ機が飛ぶかどうか分からずドキドキ。その日の1便は、見通しが悪いために飛びませんでした。

それほど強い雨が降ったからでもなく、霧の影響かもしれません。

おかげ様で私たちの便は飛びました!

さて福江島について、まず「五島うどん」を食べました。太さは稲庭うどんくらい。ほわっとした麺でした。

一緒に行った私の相方は、讃岐の出身です。うどんについては、とても厳しいです。結果は、「普通」ということでお土産には買いませんでした。短めの扱いやすそうな麺でした。

長崎五島というと、「潜伏キリシタン」が有名ですが、実はお大師様、空海の足跡を辿ることができます。

柏崎。「みみらく」と呼ばれてきた岬は、遣唐使船が日本を離れる直前に寄った港です。つまり最後に寄った港。

荒々しい波が寄せていて、羅針盤もエンジンもなく、大陸に渡ろうという昔の人々の勇気と好奇心、新しいものを得ようとした気持ちに感動を覚えました。

岬の南には、国立公園。その東の方に、お大師様が唐から帰国したときに『漂着』したとされる浜があり、西の高野山と呼ばれるお寺もあります。

帰国して最初の法話はこのお寺だったそうです。

そして、もうひとつ縁のお寺。暁の星が口に飛び込んだというお寺です。

話しは変わりますが、お大師様も讃岐の出身。諸説ありますが、讃岐うどんを持ち込んだのはお大師様だという説があります。

もしかして、五島のうどんを食べたから?と思うのでした。後で長崎出身の方が教えてくれました。五島うどんは、椿油が練り込まれているので伸びにくいとか。

それは、ちょっと確かめたいです。

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九楽佳 Kulaka
PNTトレーナー。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。