食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
栄養と心の相談

肥満とうつ病〜肥満細胞からの炎症との関係

楽やせ・食養生(しょくようじょう)コーチの

九楽佳(くらか)です。 

食は生きる力を高めてくれます。

いただいた生命を

より輝かせるのが食養生‼️

しっかり食べて、

スルスル痩せたら

着たかった服も着られて、

軽やかな思考も蘇ります。

毎日がより楽しくなり、

人間関係、時間、お金、健康、成長の

5つの『楽しい』が叶います。

*****

肥満になると、

うつになるリスクが

1.5倍になるそうです。

仕事柄、栄養の本は

チェックしています。

今回は、

帝京大学医学部

精神神経科学講座

主任教授の

功刀 浩(くぬぎ ひろし)先生の

ご本からです。

肥満になると

脂肪細胞が大きなり

慢性炎症を引き起こすことが

わかっています。

肥満細胞は、炎症を促進する

物質を放出します。

すると体内の

あらゆる組織に

炎症状態が

飛び火します。

それがついには

脳内の炎症を

引き起こし

脳の機能が低下。

それが

「うつ病」の

発現につながるというのです。

過去の研究を統合して

解析する

メタアナリシスといいます。

メタアナリシスは

科学的根拠として

高い信頼性があります。

この手法を用いた

ある研究によれば、

肥満は

うつ病リスクを1.5倍にし、

逆に

うつ病は

肥満リスクを

1.5倍高めると

報告されています。

〜『うつがみるみる遠ざかる

食べ方大全』(功刀浩著)より

また国立精神・神経医療研究センター(2018年)の調査では

うつ病経験のある人は、

そうでない人と比べて

肥満(BMI30以上)になる人が 

1.61倍だったということです。

また、うつ病経験のある人は

痩せすぎ(BMI18.5未満)になる

割合が1.29倍でした。

適正体重をキープすることと、

心の風邪とも言われる

うつ病。

  

適正体重で

いることで

心の風邪、

うつ病が

予防できるかもしれない

というお話しでした。

ABOUT ME
アバター画像
九楽佳 Kulaka
PNTトレーナー。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。