食養生(しょくようじょう)コーチの九楽佳(くらか)です。
明日を変える食養生。
食で生きる力を高めると、
スルスル痩せて適正体重に変わり、軽やかな思考も蘇ります。
毎日がより楽しくなり、人間関係、時間、お金、健康、成長の
5つの『楽しい』が立ち現れます。
同一の食事が、誰にとっても健康と言えるでしょうか?
いいえ、言えません。まずアレルギーの方がいます。血糖値のコントロールがうまくいかない人もいます。
胃腸の強い人ばかりではありません。牛乳の乳糖が分解できる人、できない人もいます。
北東アジア地域以外のほとんどの人は、海藻の消化酵素を持っていません。
ですから、万人むけのダイエットが存在していると考えることは、見当違い。
では、何をしたらいいかというと、自分のちょうど良い食事法を見つけることです。
それには、どのくらい食事の準備に時間とお金がかけられるか?という問題もあります。
時間とお金。意外に、ちびちびと時間もお金を使ってしまって、現実が変化しないパターンも多いです。
この人に出会って、教えてもらってなかったら、自分だけでは10年かかってしまった。
その結果、お金を払っても返ってこない『生命=時間』を使ってしまっていったな!と思うことがあります。
これは自己流の限界ですね。
さて、問題は、『どのダイエットが自分に適しているかの見極め』です。
そのときに、気留めていただきたいのは『フードファディズム』です。
『フードファディズム』とは、科学的根拠がないにも関わらず、ある食事法や食べ物が健康と病気に与える影響を過大評価することです。
極端な健康情報や極端な食事法は、人の無知さにつけ込んだ悪徳商法にもなりえます。
『健康』や『栄養』は日進月歩の科学の分野で、どんどん変わっています。
少し前まで、正しいとされていたことが変わることがあります
(例えば、ひじきの鉄分量の改定。製造過程の鍋が鉄からステンレスになったことで変化)
また研究論文も、同じような内容で正反対の結果を示すものもあります。
どの論文を支持するかということになります。
また、効くけど、その機序が解明されていないこともあります。
ですから、ある程度の科学的根拠のあるものまでフードファディズムと言われてしまうのは解せないことでもあります。
結論としては、『フードファディズム』に引っかからないように、先生を選ぶ。
先生を選ぶときには、科学的根拠も発展段階であることは踏まえておくことも大切です。また自分に合わなそうなら変えなさいと言ってくれる先生を選ぶことです。
試行錯誤を、自分だけでするか?それとも、いろんなケースを知っている信頼できる人と一緒に、自分にあったものを探すか?
この2つになります。