食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
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ダイエットの基本『マイナス7200キロカロリー』をやってみた私の失敗談

ダイエットコーチ、食養生コーチの九楽佳(くらか)です。

今日は、私のダイエット失敗談です。

失敗談は、失敗の原因の『ひとつ』がはっきりしますので、ダイエットをするときに、その要因を潰すことで成功に近づきます。ですので失敗談を聞くのは、成功話しより有効な時がある!と私は考えています。

さて、私自身は、私が太っているとか痩せているとかは、放っておいてほしい!というタイプですので、適当なダイエットしかしてきませんでした。どっちかというと気にしないようにしてました。

気にしないのはこんな感じ。

人生で最大の増量は1年で8キロ太ったことです。あれは高校2年生のとき。初めて海外に行って、そのまま2年の留学したときです。あの時は、カルチャーショックが大きすぎて心底へこたれてました。そんなとき、食べて元気をつけよう!招かれたお家で出された食事は、全部食べよう!その精神だったのです。その結果、あっというまに8キロ増えました。1年目が終わって夏休みに一度帰国したときに、皆んなにびっくりされましたが、平気でした!

私の『ダイエット』本気モードのスイッチが入ったのは、長女が変なダイエットを始めたときです。

普段はあまり要求しない長女が、ネットで見つけた『やせドリンク』を買ってほしいとせがむので、買ったこともありました。

当時『野菜ソムリエプロ』という資格をとって間もない私は、『アスリートフードマイスター』という同じ会社がやっている講座で栄養の勉強をすることにしました。栄養の勉強をすれば、長女のダイエットの役に立てそうだからです。すると・・・・

マイナス7200キロカロリーごとに、1キロやせる!!!!!

ということが分かりました。

『なんだ簡単じゃん!!』とばかりに、カロリー計算をして食事を用意しました。

でも、全然やせなかったのです!

原因は簡単です。長女が隠れて食べていたから。

その頃からです。長女が隠れてチョコレートを食べるようになったのです。真面目な長女は、私に知られたくないので自分の部屋でこっそり食べてました(でもゴミはそのまま捨てているのでわかる)

彼女がやせたいと考えた発端の一つは、中学生のときより、昼食の時間が遅くなり、授業中にお腹がなってしまったことのようでした。

食いしん坊だと思われたくなくて、お弁当を小さくしてほしいと私に言ってきました。特に、ご飯の量を1/3にしてほしいとのこと。

『こんなに小さくして大丈夫なんだろうか?』それが私の疑問。結局、お腹が空くので、チョコの爆食いになっていったようです。

想像するに、本人の罪悪感が大きいので、指摘するのはマズイ!と直感しました。『摂食障害』という言葉が頭に浮かびました。食べないよりは、食べたほうがいいか、と思ったので放っておきました。

【失敗原因その1】

・『食べたい』を無理やり抑えても、長くは続かない。表面上の7200キロカロリーは意味がない。

【失敗原因その2】

・お昼前にお腹がなってしうことが、女子、高校生にとっては精神面で重大だっとことに対処していない

(→今だったら、玄米クリームという玄米のポタージュを水筒に入れて持たせる!という知恵があります)

【失敗原因その3】

・思春期は栄養不足が急激に進む(鉄や亜鉛)。そこを補わないと身体の欠乏感は収まらない。

(これは、いろいろと勉強した後の今だからわかる)

要するに7200キロカロリーを減らす!というのは、【うちの場合は】大雑把すぎたのです。

たまたま必要要件が足りていた人は、【マイナス7200キロカロリー】で痩せられますが、ダイエットはとってもパーソナル。その人によって条件が違いすぎるのです。

ですから自己流は、時間と苦労、試行錯誤が多く、成果を手にするまでの道のりは長いのです。

 

ABOUT ME
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九楽佳 Kulaka
PNTトレーナー。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。