食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
ダイエット

ジャンクフード・ベジタリアン〜ダイエットの盲点

食養生(しょくようじょう)コーチの九楽佳(くらか)です。

食で生きる力を高めると、

スルスル痩せて適正体重に変わり、軽やかな思考も蘇ります。

毎日がより楽しくなり、人間関係、時間、お金、健康、成長の

5つの『楽しい』が叶います。

今日は`ジャンクフード・ベジタリアンについてです。

これは、頑張ってダイエットをしているのに痩せられない!という人にとって原因を解明する手掛かりになるかもしれません。

『厳格なベジタリアン』の食事であっても、ダイエットに適してない場合があるのです。

体重が減っていかないのです。

それはどういう場合かというと

・肉をやめて乳製品にした(ラクトベジタリアン:乳製品OK)

・お米のご飯をやめて、野菜と合いそうなパン・パスタにした

という場合が考えられます。

乳製品は、栄養が豊富じゃないか?と思われる方も多いかと思います。ところが、ここ20年くらいの栄養学研究では、乳製品のカルシウムとマグネシウムのバランスが悪い、オメガ3とオメガ6のバランス、ホルモン剤、カゼイン(人が消化できないαカゼインを多く含む)、乳糖不耐性の人も多い。よって、あえて栄養素の摂取減としてはあまり好ましくないのでジャンク(英語でガラクタの意味)の分類です。

また、ベジタリアンに徹する目的に叶うパンやパスタを選択すること。この選択により、『単純炭水化物』を食べることになります。『単純炭水化物』とは、高度に加工精製され、食物繊維、ビタミン、ミネラルを失っている食品を指します。

残念ながら、栄養素が栄養を働くためのパートナーとも言える、ビタミン・ミネラルがないので栄養不全になり、脂肪として体内に蓄えられやすくなるのです。

ベジタリアンやヴィーガンの食事は、あくまでも『ホールフード』で植物性であることが体調を整える基本です。ホールフードは、日本でいうところの『一物全体』、食べ物を食べるなら全体を食べることが好ましいのです。皮まで食べる。お米や小麦は精製せず、茶色い皮がついたままであることで、ビタミンやミネラルも十分に満たすのです。

野菜を増やしたから安心!ではないのです。

 

ABOUT ME
アバター画像
くらか Kulaka
腸活料理家。食養生コーチ。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。