食養生コーチ 九楽佳Kulakaの    『たねの音』
〜心と身体の声に耳を澄ます〜
栄養と心の相談

6月の和のお菓子〜水無月を自分でつくる

いんやん倶楽部の師範研修会で、和菓子「水無月」を作りました。

「水無月」(みなづき)は、6月を和風の呼び名です。梅雨で水がたくさんあるのに、水が無い?「みなづき」の「な」は、「の」を表しているのだそうです。「水の月」なのです。

そんな6月。特に1年のちょうど折り返しの6月30日に食べる習わしがあるのが、和菓子の「水無月」です。

京都では、この日に半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈る「夏越祓」が行われます。私が住んでいる西宮の神社にも、その習わしがあります、

もちもちした「ういろう」の上に、ほっこりとした小豆がのっているのが定番です。三角に切るのは、暑気を払う「氷」を意味しています。

今回は、小豆の代わりに「えんどう豆」を使いました。生のまま、下地ののせて蒸しました。

ういろうの材料は、米粉、白玉粉、そして地粉(国産の小麦粉)と、水、甘みのためのてんさい糖や蜂蜜です。

それらを混ぜて、型に流し込み10分蒸す。その後、お豆をのせて10〜12分蒸す。それだけで出来てしまうのです。

「ういろう」、実は身近な和菓子なんだと思いました。

 

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九楽佳 Kulaka
PNTトレーナー。栄養と心はつながっています。両方を調えることで、やりたいことをガンガンできる人を増やします。巡りを良くして細胞から元気に! 芦屋三戸岡クリニック「食の養生」担当。陰陽調和の重ね煮師範。メディカルタイチのインストラクター。日本幼児いきいき育成協会講師。 合気道初段。スープと梅干しと干し柿作りが得意。